• {productName}マニュアル

3.管理者メニュー 環境設定


3.3. デバイス/アセットの管理

デバイス/アセットメニューでは、{productName}上に登録されたデバイス/アセットにアセット名・アセットタグ・備考・活性フラグを登録・編集できます。デバイスID、アセット名、アセットタグ、活性フラグを使ってデバイス/アセットの検索ができ、複数のデバイス/アセットにアセットタグを一括登録できます。下記はデバイス/アセット一覧の項目と説明です。


【検索】

項目 説明
デバイスID 入力した「デバイスID」を含む情報をフィルタして表示します。
アセット名 入力した「アセット名」を含む情報をフィルタして表示します。
アセットタグ 選択したアセットタグが設定された情報をフィルタして表示します。
「アセットタグ未指定」を選択した場合は、アセットタグが設定されていないデバイス/アセットがフィルタの対象となります。
活性フラグ 選択した活性フラグを持つ情報をフィルタして表示します。


【デバイス/アセット一覧】

項目 説明
チェックボックス 選択したデバイス設定に対して、「アセットタグを設定」メニューを実行します。
デバイスID Sigfoxクラウドに登録されている該当デバイスの固有IDを表示します。クリックすると、編集メニューに遷移します。
アセット名 設定したアセット名を表示します。
アセットタグ デバイス/アセットに設定したアセットタグを表示します。複数設定している場合は並べて表示されます。
登録日時 本設定が新規登録された日時を、「YYYY-MM-DD hh:mm:dd」形式で表示します。
更新日時 設定の最終更新日時を「YYYY-MM-DD hh:mm:ss」形式で表示します。

【操作一覧】

項目 説明
編集 アセット情報の編集や、活性フラグの変更を個別で行います。
アセットタグを設定 (一括編集) 選択したデバイス/アセット設定に対し、一括でアセットタグの追加 / 解除の設定を行います。
電池交換 デバイスのバッテリー交換後、{productName}上のバッテリー残量値の更新を行います。(対応デバイスのみ)
CSVアップロード アセット情報をアップロードしたCSV形式のファイルにて一括変更を行います。
CSVダウンロード 表示されているデバイス/アセットの設定を、CSV形式のファイルにダウンロードします。

3.3.1. デバイス/アセットの新規登録について

デバイス/アセット設定の新規登録は、以下のいずれかの操作により行われます。

  • デバイスタイプメニューの「デバイスを取得」の実行。
  • 「データ同期1」バッチ処理による、未登録デバイスの自動登録処理。

3.3.2. デバイス/アセットの編集

デバイス/アセットの基本情報の編集手順を以下に示します。

手順

① デバイス/アセット一覧画面より、編集を行う設定の「デバイスID」をクリックします。


② 必要項目を編集し、「登録」ボタンをクリックします。


【デバイス/アセット登録項目】

項目 説明
デバイスID 編集対象のデバイスID。
アセット名 本設定に適用するアセット名を入力します。
アセットタグ アセットに適用するアセットタグを選択します。
備考 設定の備考情報を入力します。
活性フラグ 本設定の活性フラグを選択します。
「活性」の場合は対象デバイス/アセットの履歴情報が参照でき、「非活性」の場合は参照できません。


③ 登録に成功すると、デバイス/アセット一覧画面に遷移され、「データの更新に成功しました。」のメッセージが表示されます。

活性フラグを「非活性」にした場合、対象設定の「デバイスID」列の右側に「*」マークが表示されます。


3.3.3. アセットタグの一括登録

「アセットタグを設定」メニューでは、選択したアセットに対して、アセットタグの適用 / 解除を一括で行うことができます。以下に手順を示します。 CSVファイルのアップロードによりデバイス/アセット情報の一括登録・編集ができます。手順は後述します「3.3.4 CSVアップロード」をご参照ください。

手順

対象設定のチェックボックスにチェックを入れ、「アセットタグを設定」ボタンをクリックします。


② システムに登録されているアセットタグの一覧がポップアップで表示されますので、適用するアセットタグにチェックを入れ、「追加」ボタンをクリックします。
※ 操作をキャンセルする場合には、画面右上の「×」アイコンをクリックします。


③ アセットタグの追加が完了すると、「追加に成功しました。(追加アセットタグ N件)」のメッセージが表示されます。「N」には追加件数が表示されます。


3.3.4. CSVアップロード

以下の書式のCSVファイルをシステムにアップロードすることで、デバイス/アセット設定を一括で行うことができます。
まずは、以下に示す形式でアップロードするCSVファイルを作成してください。

【ファイル形式】

項目 説明
文字コード 環境設定機能の「データ入力文字コード」設定値
(「4.4 環境設定について」章を参照)
区切り文字 カンマ(‚ )
囲み文字 ダブルクォーテーション(")
ヘッダー あり

【データ項目】

項目 必須 備考
deviceCode 半角英数 設定対象のSigfoxデバイスIDを入力してください。
最大桁:256
active 半角数値 対象のデバイス/アセット設定のの活性フラグを入力してください。
(非活性:0、活性:1)
assetName - 文字列 対象設定のアセット名を入力してください。
tags - 文字列 対象設定に割り当てるアセットタグ名を入力してください。
複数件数を設定する場合、セミコロン(;)区切りで表示入力してください。
remarks - 文字列 備考情報がある場合、入力してください。

手順

① 画面下部の「CSVアップロード」ボタンをクリックします。


② CSVファイルを選択し、作成したCSVファイルをアップロードします。アップロードすると一括登録が実行されます。
※「ファイルアップロードの方法はこちら」をクリックすると、アップロードファイルの書式を確認することができます。


③ 一括登録が完了すると、「処理が完了しました。」のメッセージが表示されます。


3.3.5. デバイスの電池交換(特定デバイスのみ対応)

{productName}では、バッテリー交換日時を元にシステム側でバッテリー残量が計算されています。バッテリー計算のパラメータを初期化するには、該当デバイスのバッテリー交換日時が記載されたCSVファイルを{productName}にアップロードしてください。

【ファイル形式】

項目 説明
文字コード 環境設定機能の「データ入力文字コード」設定値
(「4.4 環境設定について」章を参照)
区切り文字 カンマ(‚ )
囲み文字 ダブルクォーテーション(")
ヘッダー あり

【データ項目】

項目 必須 備考
deviceCode 半角英数 更新対象のSigfoxデバイスIDを入力します。
最大桁:256
マスタ登録済のIDのみ入力可
time 日時 デバイスの電池交換を行った日時を「YYYY-MM-DD hh:mm:ss」形式で入力します。

手順

① 画面右上の、「電池交換」リンクをクリックします。


② 作成した、アップロード用のCSVファイルをアップロードします。
CSVファイルのファイル形式とデータ項目は電池交換画面下部にて確認できます。


③ アップロードが完了すると、処理がシステムに予約され、「バッチタスク画面」へ自動的に遷移します。 バッチタスクの処理種別には「電池交換」と表記されます。 処理が完了すると、結果ステータスが「成功」と表示されます。


結果の確認

① ユーザーメニューのアセットリスト一覧画面に遷移し、該当デバイス/アセットの「デバイスID」をクリックします。


② アセット詳細のステータス画面右下の「状態」で、「電池交換」の日時とCSVファイルに記入した日時が同じであれば、電池交換の処理が正常に行われています。



3.3.6. CSVダウンロード

画面下部の「CSVダウンロード」メニューでは、管理するデバイス/アセット設定をCSV形式でダウンロードすることができます。ダウンロードファイルの書式は以下の通りです。

【ファイル形式】

項目 説明
出力ファイル名 device-asset-{unixtime}.csv
文字コード 環境設定機能の「データ出力文字コード」設定値
(「4.4 環境設定について」章を参照)
区切り文字 カンマ(‚ )
囲み文字 ダブルクォーテーション(")
ヘッダー あり


【データ項目】

項目名 CSV項目名 備考
デバイスID deviceCode Sigfoxクラウドで管理されるデバイスIDを出力します。
活性フラグ active 活性フラグを出力します。
非活性:0、活性:1。
アセット名 assetName デバイス/アセットに設定されたアセット名を出力します。
アセットタグ tags デバイス/アセットに設定されたアセットタグ名を出力します。
複数設定されている場合、セミコロン(;)区切りで出力します。
備考 remarks 備考情報を出力します。

  • warning 表示データが1,000件以上となる場合、CSVダウンロードは実行不可となります。表示データが1,000件未満となるよう検索した上で、CSVダウンロードを実行してください。