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2.ユーザーメニュー


2.7. アセット詳細の使い方

アセット詳細メニューでは、4種類の指標(ステータス、移動履歴、ペイロード、アクティビティ)により該当デバイス/アセットの動きや状態を分析できます。


サービス管理者のアカウントをご利用の場合、「アセット情報編集」リンクが表示されます。「アセット情報編集」をクリックすると、対象のデバイス/アセット登録画面に遷移します。


2.7.1. ステータスについて

ステータスメニューでは、デバイス/アセットの最新情報を確認することが確認できます。



【ロケーションマップ】

アセットの最新位置情報をマップ表示します。
項目 説明
アセットアイコン 最新のデバイス/アセットの位置を、マップ上にポイントで表示します。
マップメニュー(最新情報) メッセージ受信日時、誤差半径、位置測位種別、電波強度、座標情報を表示します。
マップメニュー(地図表示設定) 選択している地図種別でマップを表示します。

【デバイス情報】

項目 説明
デバイスID デバイスのSigfox管理IDを表示します
デバイスタイプ名 本デバイスを管理するデバイスタイプ名を表示します。

【アセット情報】

項目 説明
アセット名 アセットに設定したアセット名を表示します。
アセットタグ アセットに設定したアセットタグを表示します。

【状態】

項目 説明
最終検知 デバイス/アセットの、最新の位置情報測位日時と経過日数を表示します。
電波強度 デバイスの最新の電波強度をアイコンで表示します。
アイコンの詳細は「重要語句」をご参照ください。
状態 デバイス/アセットの最新のステータスをアイコンで表示します。
アイコンの詳細は、「重要語句」をご参照ください。
電池残量 デバイスのバッテリー残量値をアイコンで表示します。
電池交換 デバイスの電池交換が実行された日時を表示します。
電池交換はバッテリーを交換した際に実施してください。
温度 デバイスの温度センサーから受信した温度情報を表示します。
湿度 デバイスの湿度センサーから受信した湿度情報を表示します。
接点 デバイスの接点センサーから受信した値を表示します。
表示される「接点」「接点ON」「接点OFF」のラベルおよびアイコンは、環境設定機能での設定値で表示されます。

【アラート(アクティブ)】

項目 説明
アラートルール名 検出中のアラートルール名と、重要性のアイコンを表示します。
検出情報 検出日時と検出期間を表示します。

【ジオフェンス(アクティブ)】

項目 説明
ジオフェンス名 進入中のジオフェンス名と、ジオフェンスに設定した色を表示します。
進入情報 進入日時と滞留期間を表示します。

【位置ラベル】

項目 説明
位置ラベル情報 Private DBで取得した位置ラベル情報を表示します。

2.7.2. 移動履歴について

移動履歴メニューでは、デバイス/アセットの指定期間内の移動の履歴を、マップ・テーブルで確認することができます。



【表示設定部】

項目 説明
表示期間 履歴データを表示する期間を、from / toそれぞれ「YYYY-MM-DD hh:mm」形式で指定します。
最大3ヶ月まで、期間指定が可能です。
表示件数 画面に表示されているデータ件数を表示します。
表示データ移動ボタン 「↑」を押すと1件進み、「↓」を押すと1件戻ります。

【移動履歴マップ】

項目 説明
アセットアイコン 過去の滞在箇所、および現在の滞在箇所をアイコンで表示します。
過去の滞在箇所は、位置測位種別毎の色で、現在の滞在箇所は赤色で表示します。
移動軌跡 ポイント間の移動経路を矢印マーカーで表示します。
アセットポップアップ 選択した滞在箇所での「受信一時」「位置測位種別」「誤差半径」「電波強度」「座標 (緯度・経度)」をポップアップで表示します。
誤差半径円 選択した滞在箇所での「誤差半径」を円で表示します。
マップメニュー 表示する位置測位種別の切り替え、ジオフェンス表示の切り替え、マップ種別の切り替えを行います。 また、切り替えボタンでマップメニューの展開/最小化の切り替えを行います。

【データテーブル】

項目 説明
状態 デバイス/アセットの最新のステータスをアイコンで表示します。
アイコンの詳細は、「重要語句」をご参照ください。
受信日時 位置情報算出日時 (位置情報の基となるペイロード受信日時) を表示します。
位置測位種別 位置情報を算出した種別情報を表示します。
誤差半径 位置情報の誤差半径を表示します。
電波強度 位置情報受診時のデバイスの電波強度をアイコンで表示します。
アイコンの詳細は「重要語句」をご参照ください。
座標 位置情報の緯度・経度を表示します。
住所 「Google住所変換」機能で取得した住所情報を表示します。
「Google住所変換」の詳細は、「重要語句」をご参照ください。
住所取得ボタン(個別) 対象の座標情報を用いて、「Google住所変換」機能で住所情報を取得します。
「Google住所変換」の詳細は、「重要語句」をご参照ください。
温度 デバイスから取得した温度情報を表示します。
温度管理の詳細は、「重要語句」をご参照ください。
湿度 デバイスから取得した湿度情報を表示します。
湿度管理の詳細は、「重要語句」をご参照ください。
接点 デバイスから取得した接点情報(ラベル、アイコン)を表示します。
接点管理の詳細は、「重要語句」をご参照ください。
位置ラベル Sigfoxクラウドから受信した、Private DBサービスの位置ラベル情報を表示します。
「位置ラベル」の詳細は、「重要語句」をご参照ください。

【操作ボタン】

項目 説明
住所一括取得 表示している履歴データ全体に対して、「Google住所変換」機能での住所情報取得を行います。
既に住所情報取得済みの履歴データに対しては、住所取得処理は行いません。
「Google住所変換」の詳細は、「重要語句」をご参照ください。
CSVダウンロード 表示している履歴データをCSV形式のファイルに出力し、ダウンロードします。

【センサーグラフ】

温度 / 湿度 / 接点 のオプションをご利用の場合、グラフを表示します。


項目 説明
表示設定 「固定」を選択すると、「環境設定」メニューで設定した上限 / 下限設定で、温度・湿度グラフを表示します。
「オート」を選択すると、表示データに応じて自動的に表示上限/下限を設定して表示します。
温度グラフ 指定期間の温度の遷移を折れ線グラフで表示します。
湿度グラフ 指定期間の湿度の遷移を折れ線グラフで表示します。
接点グラフ 指定期間の接点の遷移を折れ線グラフで表示します。

  • warning 検索条件に該当するデータが1,500件を超える場合、新しいデータから1,500件分のみ表示されます。それより古いデータを表示したい場合は、検索条件を変更してください。


2.7.2.1 CSVダウンロード

表示されているデータを、CSV形式のファイルでダウンロードすることができます。
CSVファイルのファイル形式とデータ項目は以下の通りです。

【ファイル形式】

項目 説明
出力ファイル名 asset-datail-journey-{デバイスID}-{unixtime}.csv
文字コード 環境設定機能の「データ出力文字コード」設定値
(「4.4 環境設定について」章を参照)
区切り文字 カンマ(‚ )
囲み文字 ダブルクォーテーション(")
ヘッダー あり

【データ項目】

項目名 CSV項目名 備考
デバイスID deviceId Sigfoxクラウドで管理されるデバイスID。
受信日時 time 位置情報取得日時 (位置情報の基となるメッセージの受信日時)を、「YYYY-MM-DD hh:mm:ss」形式で出力。
デバイスステータス(状態) status Sigfoxデバイスから取得したステータス情報。
位置測位種別 source 位置情報を取得した測位種別を出力。同じ受信日時で複数の位置情報を持つ場合、優先順の高い1件のみを出力。
位置測位種別の優先順については、「重要語句」の「位置測位種別」を参照。
緯度 lat 座標の緯度の値を出力。
経度 lng 座標の経度の値を出力。
誤差半径 radius 取得した位置情報の誤差半径の値を出力。
電波強度 lqi 位置情報取得時の電波強度の値を出力。
住所 address 「Google住所変換」機能で取得した住所情報を出力。
「Google住所変換」オプション未契約の場合は列のみ出力されます。
温度 temperature 取得した温度情報の値を出力。
「温度」オプションを利用される場合のみ出力します。
湿度 humidity 取得した湿度情報の値を出力。
「湿度」オプションを利用される場合のみ出力します。
接点 ontact / contact_view 取得した接点情報の値とラベルを出力。
「接点」オプションを利用される場合のみ出力します。
位置ラベル place Private DBサービスにて測位した位置ラベルを出力。
「Private DB」オプションを利用される場合のみ出力します。

  • warning 検索条件に該当するデータが1,500件を超える場合、新しいデータから1,500件分のみCSVダウンロードされます。それより古いデータをダウンロードしたい場合は、検索条件を変更してください。

2.7.3. ペイロードについて

「アセット詳細」のペイロードメニューでは、過去のペイロードデータを確認できます。


【表示期間設定】

項目 説明
表示期間 履歴データを表示する期間を、from / toそれぞれ「YYYY-MM-DD hh:mm」形式で指定します。
最大3ヶ月まで、期間指定が可能です。

【データテーブル】

項目 説明
受信日時 位置情報の基となるペイロード受信日時 (「time」属性のtimestamp値) を表示します。
データ ペイロードの「data」属性値を表示します。
クリックすると、受信したペイロードをポップアップで表示参照することができます。
シーケンス番号 ペイロードの「seqNumber」属性値を表示します。

2.7.3.1 CSVダウンロード

表示されているデータを、CSV形式のファイルでダウンロードすることができます。
CSVファイルのファイル形式とデータ項目は以下の通りです。

【ファイル形式】

項目 説明
出力ファイル名 asset-datail-payload-{デバイスID}-{unixtime}.csv
文字コード 環境設定機能の「データ出力文字コード」設定値
(「4.4 環境設定について」章を参照)
区切り文字 カンマ(‚ )
囲み文字 ダブルクォーテーション(")
ヘッダー あり

【データ項目】

項目名 CSV項目名 備考
デバイスID deviceId Sigfoxクラウドで管理されるデバイスID。
受信日時 time メッセージの受信日時を「YYYY/MM/DD hh:mm:ss」形式で出力。
デバイスタイプ名 deviceType デバイス/アセットに設定されたデバイスタイプ名を出力。
data data ペイロード
シーケンス番号 seqNumber シーケンス番号
電波強度 lqi 電波強度
国コード countryCode 国コードを出力します。
Sigfox Atlasオプション 緯度 computedLocation_lat Sigfox Atlasオプションで測位した座標の緯度を出力します。
Atlasオプション未契約の場合や、位置情報を取得しなかった場合は空文字を出力します。
Sigfox Atlasオプション 経度 computedLocation_lng Sigfox Atlasオプションで測位した座標の経度を出力します。
Atlasオプション未契約の場合や、位置情報を取得しなかった場合は空文字を出力します。
Sigfox Atlasオプション 誤差半径 computedLocation_radius Sigfox Atlasオプションで測位した位置情報の誤差半径を出力します。
Atlasオプション未契約の場合や、位置情報を取得しなかった場合は空文字を出力します。
Sigfox Atlasオプション 測位種別 computedLocation_source Sigfox Atlasオプションで測位した種別の値を出力します。
Atlasオプション未契約の場合や、位置情報を取得しなかった場合は空文字を出力します。
Sigfox Atlasオプション 測位種別 ラベル computedLocation_source_label 「computedLocation_source」に対する種別名を出力します。
出力内容
source source_label
2 Atlas Native
5 Atlas WiFi
6 Atlas WiFi
Atlasオプション未契約の場合や、位置情報を取得しなかった場合は空文字を出力します。
Sigfox Atlasオプション ステータス computedLocation_status Sigfox Atlasオプションでの測位結果を出力します。出力値の内容は以下の通りです。
出力内容
0 取得に失敗。
1 Atlas Native または Atlas WiFiでの取得に成功。
2 Atlas WiFiでの取得に失敗したが、代わりにAtlas Nativeでの取得に成功。
3 Atlas WiFiのprivate DBサービスを使用した取得に成功。
20 ペイロードが無効。
Atlasオプション未契約の場合は空文字を出力します。
Private DB 位置ID_1 computedLocation_placeId_1 Sigfox Atlas Private DBオプションで測位した位置ID_1を出力します。
「Private DB」オプションを利用される場合のみ出力します。
Private DB 位置ラベル_1 computedLocation_placeName_1 Sigfox Atlas Private DBオプションで測位した位置ラベル_1を出力します。
「Private DB」オプションを利用される場合のみ出力します。
Private DB 位置ID_2 computedLocation_placeId_2 Sigfox Atlas Private DBオプションで測位した位置ID_2を出力します。
「Private DB」オプションを利用される場合のみ出力します。
Private DB 位置ラベル_2 computedLocation_placeName_2 Sigfox Atlas Private DBオプションで測位した位置ラベル_2を出力します。
「Private DB」オプションを利用される場合のみ出力します。

  • warning 表示データが10,000件を超える場合、CSVダウンロードは実行不可となります。表示データが10,000件以下となるよう検索した上で、CSVダウンロードを実行してください。

2.7.4. アクティビティについて

アクティビティメニューでは、デバイス/アセットのメッセージ検知件数をグラフで確認することができます。


【表示設定】

項目 説明
表示切り替えボタン

「Month」選択時は以下の動作を行います。

「<」ボタン 1ヶ月前のデータを表示。
「>」ボタン 1ヶ月後のデータを表示。
参照月指定 指定した月のデータを表示。

「Year」選択時は以下の動作を行います。

「<」ボタン 1年前のデータを表示。
「>」ボタン 1年後のデータを表示。
参照年指定 指定した年のデータを表示。
表示日 / 表示月 「Month」選択時、指定した月のデータを表示。
「Year」選択時、指定した年のデータを表示。
表示設定 「Month」を指定すると月単位で表示し、
「Year」を選択すると年単位で表示。

【グラフ】

項目 説明
縦列 件数を表示。
横列 「Month」選択時、参照日を表示。
「Year」選択時、参照月を表示。